40 posts categorized "グルメ・クッキング"

2008.08.24

ポール・ボキューズ、食のテーマパーク

リヨン市内の気持ちよい散策を終え、夕方いったんホテルに戻って一張羅に着替える。
リヨンの名物三つ星レストラン、ポール・ボキューズに予約を入れてあるのだ。
わざわざ日本から一張羅を持ってきたのもこのためだ。

タクシーでホテルを出発する。車は市街を抜けどんどんと市外へ・・・・
夕暮れ時を過ぎて日が暮れて周りは更に薄暗く、建物が無くなり周りは林と畑になりますます寂しくなり・・・
どこに連れて行かれるんだ?
このタクシーで大丈夫か?
と、不安が最高潮になったころ、林の中に忽然とお菓子の家、
もとい、ポールおじさんの館が唐突に出現した。
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・・・なんというか、かなりシュールなデザインである。

中にはいると調度品や内装はさすがに三つ星レストランの豪華さだ。
Webサイトからおっかなびっくり予約をしたのだが、どうやら無事席は取られていたようだ。
やれやれ。正直言ってほっとした。ここまで来て、「えーと、あんた誰?」なんて事になったら悪夢だからね。

さて、メニューを見て一番シンプルなコースを注文し、食前酒にシャンパンを選ぶ。
ほっと一息ついて二人で乾杯をする。
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落ち着いて周囲の席を見回すと、実は誰も大して正装なんかしていない。どちらかというとラフな格好の客ばかりだ。ネクタイをしているのは自分と、サービススタッフだけ? うーん、わざわざ日本から運んできたんだけどな。なんてぼやいているところへ前菜が届く。自分には冷菜の盛り合わせ、奥さんにはロブスターのスープ。

えーと、これ何人前ですか??
・厚切りトースト一枚分ほどのフォアグラのテリーヌ
・同じくらいの大きさの厚切りハム
・野菜のゼリー寄せ
一つ一つがそれぞれ3人分くらいに見える。

奥さんのスープは大きなポットに入っているので、ここから取り分けるのかと思ったら、これがまるまる一人前だ。
この量はいったい何なんだ?

気を取り直してこれらを平らげる。もちろんどれも味は文句なし。
思わず気合いを入れてフォアグラを平らげてしまった。大体フォアグラなんてお腹いっぱいたべるものなんだろうか??

どうやらウワサは本当だったらしい。
「伝統的フレンチ」 = 「圧倒的物量で迫り来るこってり田舎風フレンチ」
しかもこれで前菜、このあといったい何が出てくるのか。
そうだ、いったい自分は主菜に何を頼んだのだ?
ヒ・ツ・ジ...  思わず羊まるごと一頭の丸焼きなどを想像したら、お腹にずっしりと溜まったフォアグラにより目の前がクラクラとなり、イヤな感じの冷や汗が背中を流れ出した。

どうやらホントに顔色が蒼くなっていたらしい。奥さんも心配そうに見ている。
しばらく背もたれにもたれてぐったりしているとようやく体調も落ち着いてきた。

そのとき何人かのスタッフを引き連れ、伝説のシェフ、ポール・ボキューズ氏が部屋の奥から姿を現した。
齢80を超えてなおかくしゃくとしており、にこやかにテーブルを回って挨拶し、一言二言客と話しをしながらやってくる。Sp1020637


そしてついに自分たちのテーブルの前におフランスの人間国宝、ポール・ボキューズ氏がやってきた。
日本から来たことを告げると、とても気さくに話しかけてくれ、サインのお願いにもイヤな顔一つせず応じてくれる。
なんというか、サービス精神の塊のような人だ。ひらまつグループと提携して日本にも進出しているためか。
こちらのカメラを見かけると、向こうから「さぁ写真を撮ろう」と自ら手招き。
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ポーズを替えながらスタッフに何枚も写真を撮らせる。とんでもなくエライ人なのにとても気さくでいい人である。しばらくお話をさせていただいた後、「ゆっくり楽しんで下さい」と挨拶をしてボキューズ氏は店の奥に去っていった。

だんだんわかってきた。
ここはフランス料理のテーマパークなんだ。
ミッキーと記念撮影をするように、伝説のシェフと親しく会話ができ、記念撮影をする。
だから郊外の森の中にああいう突拍子のない建物が忽然と現れるわけだ。

二人でそんなことを話して、すこしリラックスしていると恭しくワゴンを押してスタッフが主菜を運んできた。
スタッフが銀色のフタをさっと開けるとラムラックの塊、肋4本分の巨大な肉塊が現れた。数人のスタッフがこれを切り分け、脇から同時に温野菜が添えられ、温められたトリュフ入りソースがさっとかけられる。
こうして目の前で魔法のように料理が完成する。
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目の前に出された皿の上には一つ一つの骨付きラムの一本一本が・・・デカイ。
こいつを切り分けて一口頬張ると・・・ウマイ!
しかし食べても食べても減らない!
すでに巨大フォアグラテリーヌでお腹が一杯だったのだ。やむを得ず2本目を食べたところでリタイアした。

とっつぁん、俺ぁもう疲れたよ、もう真っ白に燃え尽きたよ。
と背もたれにぐったり寄りかかりながら隣のテーブルを見ると、がっちりした体格のおとなりのアフリカ系カップルも3本目の骨付きラムの食べかけでリタイアするところだった。
なんだ、日本人だけが残す訳じゃないんだ、と妙な安心の仕方で、それでもなんだかほっとしていた。

ところがまだ安心するのは早かった。
奥から巨大な木箱を捧げ持ったスタッフが数人。
今度は30種類を越えるチーズの大軍の襲来。いえいえもう入りません。
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もうカンベンして下さいシクシク・・・と思ってたら、ワインとチーズ大好きな妻が俄然はりきりだした。
「アレとコレとソレと・・それとアレも」・・妻よお前の胃袋はいったい・・・
とゆーか負けていられないので、決死の覚悟で立ち上がり、いくつかのチーズ、それも比較的臭くなさそうなものを頼んでみた。
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チーズの大軍をようやくやり過ごしていると、しんがりにはデザートを満載したワゴンが4,5台進軍してきて、こともあろうにこちらのテーブルを隙間無くグルーリと取り囲んだ。このデザート包囲網により我々の退路は完全に断たれた。
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そのまま10分も放置プレーにあい、包囲から解放してくれたサービスマンが「デザートは何を?」などとのたまったが、もちろん丁重にお断りした。勘定を済ませ、タクシーを呼んでもらい食のテーマパークを後にする。

ホテルに帰り着いて二人ぐったりと疲れ果てて眠りについた。

「伝統的フレンチ」と対峙する際の教訓:
・残すことは普通、3割食べて次に行こう。特に序盤はセーブせよ。
・体調は万全に。当日はディナーなら昼は抜くかコーヒー程度にするとよい。
・食事ではなく美食のテーマパークを体験すると心得よ。

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2008.03.23

隠れ名店 パステリア・オカモト

地元茅ヶ崎には住宅地の間に気の利いたイタリアンなんかが潜んでいたりする。

自転車でポレポレ走っていると時々新しくできたおしゃれなお店や、昔っから近所にあるのにこっちがちっとも見つけられなかったお店とひょっこり出会ったりするのが休日の楽しみの一つだ。

とはいえ、そういうローカルでリゾートな一帯は東海道線よりも海側にあるというのがこのあたりの人の常識となっている。いわゆる「湘南」と呼ばれるエリアはあくまで海側であって、これがJR、国道一号より山側になると、とたん普通の田舎の風景となり、地名も「○○台」なんてのが多くなる。

しかしそういう場所にも隠れた実力店が力強く営業していたりする。今回お邪魔した「パステリア・オカモト」もそんなお店でした。暖かい時期ならば自転車でぷらぷら行ってみようかというほど近さ。昨日の強風がうそのような穏やかな小春日和のランチでの訪問。

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この店は手打ちパスタをメニューの主役に据えていて、耳慣れない手打ちパスタも日によっていろいろ楽しめる。今日はワタリガニのタリオーニとイカ墨を練りこんだタリオーニにヤリイカとアサリのソースをオーダー。前菜にはエゾ鹿のサルシッチャ。思わずワインがほしくなる一品、だけど今日は車なんだよなぁ。
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まもなくパスタが運ばれてくるとこれがどちらも絶品! シコシコの麺に凝縮された海の旨味がしっかりとしみこんでパスタをかむと味がじゅわっと染み出してくる。

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デザートも可愛くまとめられていて、なかなか気が利いている。
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おいしい頂いてお値段も手ごろ。今度はディナーでじっくりワインを飲みながらいろんなお皿を頂きたい!
そう、このお店、こじんまりとしている割にはメニューのバリエーションが豊富で通好み。地元の友人を誘ってのんびりワインを傾けたくなるようなチャーミングなお店でした。

食後は腹ごなしにビーチパークを散歩。
そこそこ波が入っていて、ロングボードのサーファーがたくさん出ていた。


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小春日和でサーフィン日和。

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2008.01.05

香港のお正月2 -ホンモノの底力!!- 福臨門海鮮酒家

香港のお正月. の続き。

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お昼の飲茶でお腹を満たした一行は、スターフェリーで一路、香港島へ。といってもわずか15分程度の船旅だ。春のように温かく海上を吹く風も心地よい。空には春霞、遠景はパステルカラーに・・・・

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・・・いやこりゃ春霞なんてのどかなもんじゃない。なんだか喉がいがらっぽいぞ。どうやらこれは香港名物の光化学スモッグらしい。外を歩いているとすぐ気づくが、狭い土地にたくさんの車が密集して、おまけに隣接する深圳(しんせん)からは工業汚染されたスモッグが風に乗って流れ込んでくる。これで空気がきれいなわけがない。

あまり長く外気を吸っていると本当に喉がおかしくなりそうなので、定期的に喫茶店に入りお茶を飲んで休憩する。午後いっぱいをこうやって歩き回っては休憩、ショッピングモールに入っては一息、と出たり入ったりを繰り返して香港島をあちこち移動して散歩して過ごした。
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陽が傾いてきた。そろそろ待ちあわせ場所のホテルのロビーに向かうことにしよう。待ちあわせの相手は友人カップルM&U。これから四人で香港の老舗、福臨門魚翅海鮮酒家でのディナーに向かう。現地でホンモノの広東料理をおせち代わりに爆食する! これが今回のテーマです。

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予約しておいたからか、スムーズにテーブルまでご案内。豪華で落ち着いた雰囲気が期待を盛り上げる。壁には魚が泳ぐ大水槽が埋め込まれて、豪華で非日常なひとときを予感させている。友人カップルM&Uも子供のようにワクワクはしゃいでいる。

夜のコースはどれも安くはない。深呼吸してからお薦めコースをオーダーした。看板メニューをほぼ網羅していて一人前15000円、はっきり言って安くない。いや、安いか?日本でもこんな値段のコースの中華を頼んだことはないが、日本でコレ頼んだらいったいいくらかかることか。ここは一番、本場でこその贅沢をしてみるべき、と震える声でオーダーした。

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ビールで乾杯している一同の前に軽快なステップで給仕が料理を運んでくる。簡単な箸休め、ついでフカヒレのスープが目の前に並べられた。琥珀色のスープの中から山盛りのフカヒレがのぞいている。口に含むと様々なエキスが渾然一体となった旨味と、それを吸い込んだフカヒレの歯ごたえがプチプチと口中にはじける。あああ~、これが伝統の広東料理、直球勝負の実力なんだなあ・・・・

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続いてこれも看板メニューの干しアワビのスープ煮込みが運ばれてきた。なんでわざわざ生で刺身が十二分に美味いアワビを、わざわざ干して、それをまた煮て戻して、更にスープで長時間煮込んで完成なんて、なんでそんな面倒なことするのかな~? 私はこれまでずっと思っていました。刺身でいいじゃん、歯が悪いお年寄りは酒蒸しでいかが? なんて思ってました。だけど今日ワタシは理解しましたね。干して、戻して、スープで煮込む中で只のアワビがアワビを超越したの広東銘菜として完成されるということを。

口に含んだ瞬間、磯の香りがふんわりと漂い、柔らかく煮込まれた一片を噛みしめるとスープの旨味と凝縮したアワビの旨味が舌の上にジュワーっと広がる。その旨味がそのまま口中の粘膜から直接吸収されていく。なんという滋味深さ。ここまでの料理はどれも味は濃厚だが結構サッパリしている。

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そこにカニの甲羅にカニ肉をめいっぱい、これでもか!これでもか!とギュ~ウギュ~ウ詰め込んだ蟹の甲羅パン粉焼きがやってきて気分を変えてくれる。蟹肉の淡い味付けが、もー美味いの美味くないのって、カニ好きにはタマリマセン。

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お次はハトのローストだ。Sp1020122
小ぶりのハトが褐色に香ばしく焙られ、二つ割りになって皿一杯に並べられて供される。これは結構食べでがあり、余分な油が落ちているためシンプルな味付けにもかかわらずいくらでも食べられる! 骨も残さずしゃぶって味をチュ~チュ~と吸い尽くす。
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ここまですでに結構な量を食べている。だけど全体にサッパリした味付けからかあまり胃にもたれない。そう、今回の滞在で食べた料理はどれも案外胃にもたれないのだ。なんで日本の中華とこんなに違った印象になるのか?
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そして食事の〆は炒飯。それも只の炒飯ではない。アワビの旨味がとけ込んだスープを仕上げにたっぷり吸い込ませてある。自慢料理のアワビの煮込みが最後にまたカーテンコールで登場だ。
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このあとはデザート、ココナッツミルクで煮込んだツバメの巣は温かくて体に優しくて胃がほっとするという医食同源を体現するような締めくくりとなった。最後にちょっとフルーツをつまみ、大満足のコースだった。
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食事に満足してお茶を飲んでいるところに給仕長が挨拶にやってきた。
「ご満足頂けましたか?」達者な日本語だ。
「ええ、そりゃもう。ところでここの看板料理はなんですか?」
「ああ、それは皆さんの召し上がったコースにほとんど入っていますよ」
「フカヒレのスープ煮、アワビ、蟹のオーブン焼き、鳩のロースト、アワビ炒飯、ツバメの巣」
「ああ、なるほど。堪能できたわけですね。ところであの隣のテーブルで食べているのは?」

そう、さっきから気になっていたのだ。
中国人のご家族がお祝いか、一族でテーブルを囲んでいるのだが、宴もたけなわになったころ、こんがりときれいに褐色の焼き色のついた子豚の丸焼きが運ばれてきていたのだ。夢の中に出てきそうなくらい美味そうで豪華。あれ食べたいなぁ・・・

「あれもうちの看板メニューですよ。是非次回召し上がって下さい」
「おいくらぐらいするんですか?」

給仕長はちょっと小声になり少し近づいて言った
「一匹15000円でございます」
「うーん、けっこうしますね。でもそれだけの価値はありそうだなぁ」
「ちなみに日本ではその5倍いたします」
この人、なかなか商売上手。でもこういう店でこれだけのものを楽しめるならむしろお得?

「次回はあれを注文したいですね。また来られるように頑張りますよ」
「お待ちしておりますよ」と給仕長にっこり。

最初は清水の舞台から飛び降りるような気分だったけど、食後の幸福感はお値段を遙かに上回って、また次回ここにやってくるという目標と生きる活力をもらったのだから、これはとってもお得だったと言うべきだ。

次回はきっと子豚の丸焼きだ。
その日まで待ってろ香港、 福臨門酒家!

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2008.01.04

香港のお正月

あけましておめでとうございます。

2008年は新年早々香港に行ってまいりました。
おせちの代わりに本場の中国料理を頂こうという趣向。香港は旧正月を祝うので1月の最初のこの時期は実はハイシーズンではない。おかげで格安のツアーも見つけることができてお得に滞在することができた。その分食事には気合いを入れていこうというのが今回のコンセプトだ。
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まずは昼食。
九龍(カオルーン)側の尖沙咀(チムサーチョイ)にある「潮楼」で飲茶を頂こうと友人のカップルと4人で訪れる。雰囲気も味もいい割にお値打ち価格だから地元でも人気で、昼食時の地元のビジネスマンやOLで賑わっている。
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ここでは潮州料理が楽しめる。潮州料理の特徴は海にも近く稲作地帯である土地柄から米や魚介を使った料理が多い。味付けは素材を生かしたあっさりした塩味が中心となる。日本人にも馴染みやすい、食べても胃に優しい料理だ。さっそく潮州名物の「潮州糯米巻」を注文。これは甘く味付けした餅米を蒸しパンのような生地で巻いたもので、穏やかに甘くて優しい一品だ。
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他にも潮州風の点心を注文する。どれもあっさりしていて飽きの来ない味わいだ。
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昼食だから腹6分目くらいにしておくことにして、最後の一品に蟹と豆苗の餃子を頼む。
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今気づいたのだけど、どの皿にもタレや味噌はまったく出されなかった。あっさりしながらもしっかり味が付いていたので不要だったのだ。この料理もあっさり、でもしっかりと味わい深かいものでした。体に優しく滋養のあるお昼ご飯を食べてこのあと午後の市街探検に出発!

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2007.11.26

ミシュランが来た!

11月22日の発売日から一ヶ月も過ぎ、騒ぎも一段落したので例のガイドブックの話を取り上げることにする。そう、つい最近第二版が書店に並びだしたミシェランガイド東京である。

この本、実は発売日になんとか入手することを考え、普通の書店より早く開店する最寄りの駅の書店を狙ったのだった。電車が駅に着いたとたん、ホームを駆け上がり駅構内の書店に駆け込んだ。そしてガイド本コーナーのコイツの山積みのあったとおぼしき場所に残っていた最後の一冊をゲット!

レジに並んでいるとすぐ後から「ミシェランありませんか?」「例のガイドブックはどこですか」などという客がひっきりなしにやってきていたので本当にタッチの差だったのだ。皆さんこちらの手にある赤い本を羨ましそうに、恨めしそうに眺めながら退散していた。直後にはネットオークションで二倍以上の値段が付いていたということだが、増販も出たことだし、あの人達もきっと今頃は無事入手したころだろう。

さて肝心の中身だが、グルメ雑誌で評価の高い名だたる有名店、憧れのお店なども多数取り上げられていたのだが意外と玄人に評価の高いお店が漏れていたりもした。あちこちの雑誌・テレビやネットで、このガイドの中身についての相当辛口の批評やら批判やら採点がされていたが、そんなに目くじら立てないで来年版に期待、というくらいのスタンスがいいような気がする。所詮たべあるきのガイド本なのだから。

しかしアジア初進出の初年度から膨大な数の東京のレストランを丹念に調べて複数人で評価し、その国の食通の評価と比較しても遜色ないガイドを作り上げた調査力はさすがに侮れない。おそらく掲載されているどの店に行ってもそれなりに感動できると期待してもいいのではないだろうか。

なんて、偉そうなことを言ってみたもののそのうち自分が訪れたことがあるのは一つ星の一店のみ。ここに訪れた際の個人的な感想くらいなら自分の舌の記憶を信じて書いてみることはできそうだ。

そのお店は割と最近知人とランチでご一緒した大崎の「おはらス レストラン」であった。クラシカルなフレンチを提供する良心的なレストランと言うことで評価が高かったので一つ星を取ったこと自体は決して不思議ではないが、その立地や店構えを考えると結構驚いた。なにしろ町工場の工場や古ぼけたオフィスビルがびっしり立ち並ぶ大崎の奥の、そのまた目立たない地味なビルの地下1Fという、ごく近所で働いている自分でもとても見つけられないような場所にあるからだ。

ここのランチを頂いたのだが、もちろん非の付けようがないくらい美味しく頂きサービスも出過ぎず引っ込みすぎず文句なく品のいいマダムも素敵だった。だた決してけちを付けるわけではないけれど、6,7年前パリに旅して小さなビストロをいくつも探し歩いて食べた時の”ガツン”とくる感動は無かったように思えた。どちらかというと優等生的な、どこにも欠点が無いかわり強烈なパンチもない優しく端正な味わいだった。ただフレンチが好きならば一回は行ってみる価値はある。

このあたりは個人の好みなので致し方ないが、どうも自分は少々バランスが崩れていても勢いとパンチ勝負、一点突破の腕力で納得させるというようなお店に魅力を感じるようだ。このあたり食べ物以外の趣味や人間の好みにも通じるものがあるようだ。

だから色眼鏡で見ないで、機会があったらこのガイドの店をちょっとずつ食べ歩こうと思っている。多分そういう経験が自分の味覚のメートル原器になっていくのではないだろうか。まずは二つ星の比較的好みに合いそうな渋めのビストロにねらいを定めているところなのでいつか実現したらまた紹介したい。

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2007.03.11

ちいさなシラス・ちいさな幸せ

3月に入ってから急に春めいてきて休日の散歩が楽しい。
ラチエン通りから一本裏に入った道を散歩していたら住宅地の中にちいさな干物屋さんを見つけた。でもここ、ちょうど一年位前の散歩で偶然見つけたあの店だ。当時は開店したばかりでいろいろオマケしてもらったっけ。

あれあれ?? 今度は”開店一周年”だって。こりゃ一年ぶりの再会だ。
早速覗いてみるといろいろ美味しそうなものがご愛顧価格で並んでいる。新鮮そうなシラス、そのとなりに見たこともないさらに小さなシラス。普通の1/4くらいのかわいいシラスだ。店のおやじさんが両方味見させてくれる。これがどちらも旨い。大きい(というか普通サイズ)のほうは一つ一つ魚の味と歯ごたえがしっかりして、小さいほうは塩の加減が絶品。口の中でパラパラとほぐれてうまいのなんの。

大きいほうは地元産、鮮度が抜群で小さいほうは長崎で取れたてを、なんでも三種類の塩をブレンドして茹であげたこだわりのシラスなんだそうだ。しかもどちらも普段の半額。迷わずどちらも購入。メザシと鯵の干物も旨そうだ。こいつもゲット。帰りに小さな八百屋で大葉と菜の花を買う。今日の夕食は春の味満開だね。

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炊きたてホカホカご飯をボールに移し、細く細く刻みんだ大葉、いりゴマとこのちびシラスをたっぷりと加える。しゃもじできるようにささっと混ぜると春のシラス御飯の出来上がり。塩味が絶妙だから味付けはいらない。

Sp1020548_3Sp1020547_2Sp1020546_2同じ干物屋で買った鯵とメザシを香ばしく焙り、菜の花を茹でておひたしにしてこちらは桜海老をトッピング。煮干と昆布で出汁をとり近所の豆腐屋の絹ごしを入れ、岩手の米味噌を溶きいれて味噌汁の完成。春の食卓だ。

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2007.03.10

藤沢の隠れ家 ミッレ・サッポーリ

久々に藤沢で呑む約束。
こちらは彼女と二人、相手は江ノ島の知り合いのウエイバーレディー、そしてその彼氏。お店は最近ちょっとはまっているトラットリア、ミッレ・サッポーリにした。藤沢駅の周辺には大人が落ち着いて食事とワインを楽しめるような本格的な店は実は少ない。でも最近見つけたこのお店は落ち着いた雰囲気、なかなかコストパフォーマンスのいい料理とワインが楽しめる近頃イチオシのお店だ。

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みんなで乾杯してまずは前菜の盛り合わせ。

それにカンパチのカルパッチョ。鮮度のいい魚も旨いが、なにより盛り付けのセンスが抜群にすばらしい。
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美味しい料理にワインがすすむ。プリモピアットにはここの手打ちのパスタがお勧め。
ミモザ風のニョッキ、菜の花とマスカルポーネのクリームソースはこの時期是非食べておきたい一皿で、実は一週間前に二人で来た際にも頼んだ一品。あまりに美味しかったので二週連続でオーダー。

Sp1020536 セコンドピアットにはカサゴのロースト、魚貝のソースを頼む。豪快な盛り付けで食べ応え十分だ。白ワインが進む進む!

相手のカップルは二人とも御前崎に通うウェーバーカップル。彼女のほうはサクラカップ入賞の実力者で最初のデートが御前崎というかなりイッちゃっている二人です。こういう切磋琢磨できるのもいいよねぇ、と美味しい料理とワインで話が弾む。

時々料理の説明にシェフが出てきてくれたりして楽しいし、こじんまりと落ち着いた店内でのびのびと食事を楽しめる。さて、セコンドまで食べたけどもうちょっとパスタが食べたくなりフェットチーネをオーダー。ソースは何があうかなあ、とあれこれシェフとご相談。他のメニューと食材がかぶるので、ソースを変更して魚貝のトマトクリームソースでオーダーした。こういう風に大真面目にメニューの相談をする時間がトラットリアの醍醐味ですね。Sp1020541

最後はデザートとコーヒー。
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あまり見かけない珍しいワインもたくさん飲めてみんな大満足。この美味しいワインのラベルが欲しくてお願いしたら、はがし損ねた、ということで次回までに用意してくださるとのお店の申し出。こういう心遣いがうれしいですね。

この後近くのダーツバーでまた話が盛り上がり、お酒をのみとフラフラになって帰った。久しぶりに楽しい夜遊びだった。同席のお二人は大丈夫かな?と心配したら翌日は早起きしてそのまま御前崎に遠征とのこと!いやはや参りました。

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2007.01.28

記念日

ゆっくりと寝坊して起きる。
普通の日曜日の朝、だけど今日は特別な日になる。

昨日の夜から砂抜きしておいた浅蜊とプチトマトで遅い昼食はボンゴレビアンコを作る。地物のホウレン草で作ったサラダも添えて簡単で美味しいブランチ。午後は彼女と二人で案内状を懸命に印刷する。hpのプリンタにかなり苦戦しながらそれでも何とか案内状と返信用はがきの印刷をやり遂げる。傍らで必死で宛名書きをする彼女。たいした作業ではないのかもしれないけどなれないことを一つ一つやっていくのはなかなか大変だ。正直言って僕はこういう作業が苦手である。

夕方にやっと作業が終わり二人で書類を書き上げて出かける支度をする。まずは市役所へ。日曜日も戸籍の書類は受け付けてもらえるというのを今回はじめて知った。市役所の裏口から入って守衛さんに挨拶すると「おめでとうございます」と丁寧にお辞儀をされた。戸籍受付の部屋にはおじいさんが一人、暇つぶしに習字の練習をしていた。書類のチェックをすると一部に不備が。訂正印を押すために一度うちに戻り印鑑を持ってとんぼ返りする。まーこういうこともあるさ。そしてとうとう書類受理。大げさなセレモニーも何もなく、シンプルに、最小限に。こういうのがいい。

今日は彼女の誕生日でもある。二重の意味でお祝いの日だ。当然よさそうなお店の予約がしてある。
いい和食、特に天ぷらが食べたいという彼女のリクエストに応えて探してみたら、なんと自宅から歩いて五分のところによさそうなお店があった。会席料理「柚の木」。ちょくちょく自転車で通りかかっていたけども、割と敷居が高そうで機会がなかった。だが、今日こそは訪れるべき、その日だ。

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店に着き、落ち着いた店構えの入り口をくぐると女将が深々とお辞儀して迎えてくれる。通された座敷は茶室のような作り。控えめな調度に気持ちが落ち着く。しかもなんと、今夜は二人で貸切である。先付、お造りも上品で味わい深く、かかっている汁まで飲み干すほど。一つ一つの細やかな仕事に二人していちいち感心して感じ入る。里芋にたたいた海老をくずでとじた餡のお椀。芋の持ち味と海老餡の相性がすばらしい。

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揚げたてが次々と運ばれてくる天ぷらには既に塩が振られていてこれがいい塩梅。彼女も満足そうだ。特に半生に火が通ったホタテの貝柱がお気に入りの様子。締めのご飯ものは素揚げにした馬鈴薯を混ぜこんだご飯。これも塩加減が絶妙で二人でお代わりする。

ここまででも十分満足だったけど、十勝産の小豆を丁寧に煮込んだ粒餡と茹でたての白玉のデザートには驚いた。全然くどさがなく、むしろ後味がスーッとして、白玉がモチモチと歯茎にまとわりつく。ちょっとこんな餡はお目にかかったことがない。

行き届いた接客の静かなお店で手間と気持ちのこもった料理をリラックスして楽しんで、帰りがけにご結婚祝い、とラベルの貼られた手作りの柚子邪無(ジャムの当て字)まで頂いた。

いい記念日となりました。

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2007.01.27

新年パーティ

遅ればせながら自宅で新年会のパーティー。

今回は人数も少なめで楽ちんだなぁ、と思っていたら”スナフキン”のドタキャン。食材もう買い込んであるんだけどなぁ・・・などとは全然思いません。自由人の旅人が参加者にいるとこういうことは普通に起こるもの。そして僕の周りは自由人(というか究極のマイペース人間)ばっかりだ。こういうときはあわてず騒がず最強の助っ人アベちゃんに電話を入れる。たくさん食べてたくさん呑む。まったく頼りになる男だ。メンバーがぼちぼち集まってカヴァを開けて乾杯。山盛りの生ハムやサラミの皿の真ん中にぽつんと白いモッツアレッラ。最近お気に入りの前菜がこれ。モッツアレッラにはカリリと胡椒を振り、オリーブオイルをたららっとたらす。ワインのツマミには最高だ。

みんながお土産にいろんなチーズを持ってきてくれたのでちょっとずつ切り分けたり、ゴルゴンゾーラを使ってドレッシングを作りホウレン草のサラダに掛けて食べる。この時期のホウレン草は甘みが多くてエグ味がなくて一年で一番美味しい時期だ。どんどん食べよう!

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次は牡蠣と海老をアーリオオーリオで和えたパスタ。麺より海鮮の方が多くなってなんだか相当に豪華になってしまった。新年会だからこんなのもいいけどね。お次は野菜のオーブン焼き。地物の野菜を耐熱皿に並べ、パン粉をかけてオリーブオイルをかけてハーブを添えて焼いただけのシンプルな料理。だけどこれが病みつきになる旨さでワインが進む。この前訪問した鎌倉のリストランテ、「ア・リッチョーネ」のメニューがあまりに美味かったのでさっそく真似させて頂きました。(写真はア・リッチョーネのもの)
Sp1020448このあと甘鯛のアックアパッツァ風。初めて作ったけどこれも意外と簡単。しかもウマイ。


これでも十分かと思ったけど、みんなまだ食べそうだ。ではでは、とサーロインステーキを出したらさすがの食いしん坊も結構満腹となったみたいだ。気分転換と腹ごなしで海岸まで散歩に行くことに。今日は4月上旬の陽気で風も弱く散歩が楽しい日だ。一日部屋にいるのももったいない。夕暮れの海岸に行き富士山を眺めながら潮風に吹かれるのが気持ちいい。

帰りがけに酔っぱらったアベちゃんが魚屋に寄り、この上さらに魚介類を仕入れようとしている。
「おれはもうお腹一杯だけど、なんかトノがイメージがわくなら材料買っていこうよ」だって。
なんだかよくわからんがこの男は作ればどれだけでも食べるらしい。

こうなると誰も止められない。
刺身もいける新鮮なイワシ、アサリ、牡蠣(さっき喰ったっての!)、アンキモ(居酒屋ですか?!)を買い込み部屋に戻る。

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まあ気分も変わったしせっかくだから作りますか! 料理本開いて以前から気になっていたイワシの変わりパン粉焼きを作ることにする。オリーブオイルをフライパンに熱し、松の実、レーズンとパン粉、アンチョビ、ローリエを入れてカリカリに揚げ焼きにする。小麦粉をつけて軽くソテーしたイワシをグラタン皿に並べ、この変わりパン粉を上からパラパラと振りかける。そのままオーブンで12,3分焼くとできあがりだ。意外と簡単。これがまたワインやビールのつまみに絶品なのだ。定番レシピを一つゲット!

お次は牡蠣だ。でも牡蠣はさっきたべたからなぁ。飽きがこないように全然別の調理方にしないとね。
グラタンにしようと思ったら、なんだか小麦粉が見あたらず、ふとひらめいてゴルゴンゾーラ、牛乳、生クリームでソースを作り、少しとろりとするまでちょっと煮詰める。普段ならショートパスタに和えるのだが、ここではソテーした牡蠣をグラタン皿に並べた上からゴルゴンゾーラソースをかけて特製の牡蠣グラタンだ。上からパン粉をパラパラ振り、オリーブオイルを回しかけてこれもオーブンに。今日はオーブン大活躍だ。

さて、実は今日の一番人気はこの牡蠣のゴルゴンゾーラグラタンだった。アツアツの牡蠣にチーズの香り。もうお腹が一杯のはずなのにみんなハフハフいいながら平らげた。

まったくよく食べるよなぁ。さすがに今日はここまで。予定してた自家製ベーコンのカルボナーラは次回のお楽しみとなりました。

今年もよく食べ、よく呑む年となりそうです。
ことしもTono's Kitchenをヨロシク!!


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2006.12.10

ポトフを作ってみました

もやはおなじみのル・クルーゼのココットオーバル。
今夜は気軽にポトフを作ってみました。なんでも放り込んで弱火でほっとけば煮込みも簡単便利に煮込み料理出来るというのがいいところ。冷蔵庫の野菜、肉、ソーセージなんかを放り込み弱火で1時間。
重たい鍋が蒸気を封じ込め、吹きこぼれることもありません。
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さて一時間後。澄んだスープと柔らかほっこり野菜の簡単ポトフが完成。味付けは塩胡椒だけ。寒いこの時期、心底温まる一品でした。ご飯にぶっかけてもウマイよ。

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2006.12.09

ル・クルーゼの実力拝見

さて、手に入れたばかりのル・クルーゼ.だが、最初に何を作ろうか?

圧力がかかることによってゴハンが美味しく炊けるという情報があったのでまずは白飯を作ってみることにする。手順は文化鍋で米を炊く場合と変わらない。

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炊きあがった米はつやつやと粒が立ってピカピカしている。一口味見してみると中は柔らかいが表面はプリプリと弾力があり甘みとコクが普段より感じられる。いつも電気炊飯器で米を炊いていてそれなりの味と思っていたが、こうやって炊いた白飯と食べ比べると歯ごたえだけで味気ないように思えてくる。

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茶碗に軽くよそい、口に運ぶと・・ウマイ!。おかずなしでも米の味だけであっというまに平らげてしまった。

いつもというわけにはいかないけどお客様が来たときには最後の締めにル・クルーゼで炊いた白飯を出したら喜ばれそうだ。

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あこがれのル・クルーゼ

料理道具にもブランドが色々あるが、中でもフランスのブランドと言えば
LE CREUSETが代表的だ。このチャーミングなホーロー鍋はブランドらしくお値段もずいぶんと張る。なにしろ普通サイズのココットが1つ2万円以上するのだから気軽に買える代物ではない。構造はダッチオーブンと似ているが鋳鉄の地肌剥き出しなんて野暮はせず、色鮮やかなホーローで表面を美しく装っている。

雨の週末にホームセンターをぶらぶらしていると50%オフという特価で売られている。それでも決して安くはないのだが、このチャンスを逃したらもう買う決心がつかないかも、と22cmのココットオーバルを入手。数種類の色の中から鮮やかなオレンジをチョイス。

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使い方はダッチオーブンとほぼ同じ。とはいえずっと繊細な造りなので蓋に炭火を乗せて上からも加熱などという使い方はしない。あくまでも室内用なのだ。ずっしりと重たい蓋がついているため、圧力鍋のような使い方もでき、煮込み、オーブン料理で威力を発揮するはずだ。

クリスマスはこれでローストチキンでも焼いてみようかな。

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2006.11.26

地元の隠れ家 ミオポスト

うちからラチエン通りを下ってすぐ近くにちょっと気になるイタリアンがあるという話は以前からあちこちで耳にしてました。

トラットリア ミオポスト
入り組んだ住宅地の奥にあり、近くなのに地図があってもたどり着けない秘密のお店。以前から行こう行こうと思っていてなかなか機会がなかったのだけど、今日はブランチがてらの地元探検に出発。果たしてたどり着けるのか?

自宅から隊員Cと自転車で出発。ラチエン通りを下り途中でわき道に入り静かな住宅地を走り抜けると、突然ぽっかりと開けた空間と小さな森に出会った。森の向かいには白い小さなトラットリアが佇んでいる。看板にはイタリアンというよりフレンチ?というメニューが書かれていてテラス席にはボサノバが流る。なんだか国籍不明な雰囲気だ。

11:30オープンとのことで他のお客はなく、窓際の二人がけのテーブルに案内される。内装は白で統一されていて店内の小物もしゃれている。

ランチメニューBのプリフィックスコースと白のグラスワインを選ぶ。メインはあとう鯛、帆立、キノコのパイ包み焼きか鶏のワイン煮が選べる。って、これってフレンチっぽくないか? アラカルトのメニューも鴨のコンフィ他ビストロっぽいメニューが並んでいる。やはりイタリアンというよりかなりフレンチっぽい。

Sp1070232 前菜は自家製ハム、タイムの効いた田舎風スープ、サラダの盛り合わせ。前菜からこのボリューム?!

Sp1070234 メインのパイ包み焼きは生地がサクサクして中の具も素材の味が生かされていて美味。でも同時にサーブされたパンはフォッカチオではなく、バケット。やっぱりコレってフレンチ?

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デザートはクリーム・ブリュレ、リンゴのタルト、フランボワーズのシャーベット。皿に敷かれたソースはフランボワーズとおそらくマンゴー。どれも美味く、量もたっぷり。大食漢の僕も大満足で小食の人ならデザートまで食べたらおなかパンパンでは?


うーむこの質と量で2000円とは安すぎる! 都内ならもっとチビチビした量で3900円くらいになりそう。最初はこれってイタリアン?フレンチとか気にしていたけど、だんだんそんなこともどうでも良くなってきた。ここはイタリアンテイストでとても気の利いた、素敵なフレンチビストロだと思えばいいんじゃないだろうか。とにかく味にうるさい友人も一度連れてきたくなることは確かだ。


まだランチに一回お邪魔しただけだけど、とにかく料理のクオリティが高く、量がたっぷりでお値段手ごろ。店の雰囲気も落ち着いた接客もかなり気に入りました。これが歩いていける距離にあるとはなんという口福! 近いうちに今度はディナーで再訪するつもりです。


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2006.11.19

那須で和牛ステーキ、 Eat it!

栃木の友人、キコリの家に一泊。
北国の朝はサムイ!

暖かいお茶をご馳走になりながら昼飯の相談をする。同行のC隊員が究極の肉好き、肉Loveなので和牛ステーキしかないだろうと意見が一致。キコリ、キコリの彼女、C隊員、自分の四人で車に乗り小山から那須にドライブに出発。和牛のために1時間半のドライブだ。美味しい物を食べるにはこのくらいの手間は惜しめません。

S061119_008111時過ぎ那須に到着。お店の名前は「那須イートイット和牛」。名前がちょっとお茶目だが、どっしりして落ち着きのある店構えだ。今回はちょっと奮発して一人8000円のコースにしてみた。このコースからは個室に通されるのだ。 メニューは

・米沢牛のローストビーフ (前菜)
ロゼよりももう少し火が通っているローストビーフを薄切りで。これだけが出てきても全然文句なし、という旨さ。

・ビーフコンソメ
うーん、コンソメだなぁ。イメージにあるコンソメそのままのお味。


S061119_0151・ポテトサラダ
と言い張ってはいるが、どう見ても付け合わせの海老の唐揚げが主役だ。この海老、頭までカリッと揚がっていてワインのおつまみにも最適。しかしなんでこれがポテトサラダなんだろな? ポテトを添えた海老の素揚げなんだが・・・

S061119_0181・主役、和牛ステーキ(ロースかヒレの選択) カリカリにんにく添え 女性はヒレ、男性はロースを選んだけどこのくらいランクの高い和牛だとヒレの方が美味し、である。次回からはヒレにしよう。口の中に入れたとたん肉汁があふれ出して一瞬で溶けて無くなってしまう。な、なんだこれは?とうろたえる。 さすがにこれだけの和牛だと普段食べている輸入牛とは同じ生き物とは思えない違いがある。焼き加減は基本的にお任せとなる。もちろんこの味ならお任せで文句はない。ただキコリの分はちょっと焦げていたみたいだが・・・

・鉄板に残ったステーキの肉汁で作った焼きめし
これも肉汁の旨さがカリカリになった米と出会って、満腹でも別腹まで使って食べられる。

・デザートとコーヒー

個室でサービスを受けて、このクオリティの料理が楽しめて8000円ならお得といえよう。
那須まで行った甲斐がありました。

ちなみにキコリのブログに全皿の写真と解説あり。

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2006.11.18

ワイン収穫祭

栃木の足利のココファームに遊びに行った。

この日は雲一つない秋晴れで風もなく快適。さすがに栃木の山間だけあり気温は低めだけどちょっと厚着をしていれば決して寒くない。今日はまったく収穫祭にはいい日だ。

S061118_016ココファームの収穫祭は山の斜面にあるぶどう畑がまるごと会場となる。ふもとにはステージが設けられて入れ替わり色々なバンドが演奏するなか、今年のワインを楽しむことができるという、なかなかいかしたイベントだ。受付で目印のバッジとワイングラスと今年のワインを一本、それにソムリエナイフを渡される。2000円の入場料なのにこの分だけで元が取れそうな太っ腹ぶり!

会場のあちこちに気の利いた屋台が出ていた。骨付きソーセージ、キッシュ・ロレーヌ、ミネストローネ、各種チーズ、パン、タコス、チキンなどなど洋風のおつまみが色々楽しめる。実は数年前までは牛の丸焼きが売られていたとの情報があり楽しみにしていたのだが今年は牛丸焼きはナシ。ちと残念。

S061118_034ワインをグラスになみなみ注いでくれて300円! 安い。2,3杯も飲むといい気分になる。ブドウ畑の斜面に腰掛けて友人とのんびりと談笑してすごした。周りを見渡すと外人のグループが本当に多い。こういうイベントは日本では珍しいけど、きっと彼らにとってはなじみ深い催しなんだろうな。楽しみ方も外人の方が様になっているような気もする。S061118_039

夕方になり日が陰ってくると急に肌寒くなってきた。やっぱりここは栃木。仲間と片づけをして引き上げる。
これはまた来年遊びに来てもいいかな。
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2006.11.04

紅筵筍菜酒家(コーエンシュンサイシュケ)

友人カップルと紅筵筍菜酒家(コーエンシュンサイシュケ)  でランチ。

Sp1010508 この店、外から見ると”ちょっとどーなんだろ?”という雰囲気なんだが、一歩中に入ると落ち着いた雰囲気で、町中の中華食堂にありがちなガチャガチャとした感じがない。じっくり腰を据えて料理を楽しむぞという気分になってくる。つまりお手軽なランチというより、友人をお招きしてガッツリ中華を楽しもうという際に使えるお店なのだ。


Sp10105201みんなで乾杯して昼から楽しい酒盛りのはじまり!
早速前菜が並び、炒青菜(季節野菜の炒め物)が出てくる。野菜はタアサイ。これは中華の基本と思うし大好物なので中華に行くと必ず頼む一品。

Sp10105261Sp10105271Sp10105301 これでみんなのお腹が戦闘モードとなり、次から次へと頼むは食べるは。もー歯止めがかからない事態となったが今回のメンツは只者では無かった。片っ端からちぎっては投げ(食べ)、ちぎっては投げ(呑み)と4人で10皿近く平らげたのでした。こいつらスゲェ。

Sp1010535 しかし最後の”超”大盛りあんかけ焼きそばは余分だったかも・・・イヤまさか、あんなに山のような盛りで出てこようとは思いもしなかったんだよな。遅いランチをたらふく詰め込んで外に出るとまだ日も高く、抜けるような青空の散歩日和。そのdのまま満腹のお腹を空かすべく、4人は晩秋の茅ヶ崎のお散歩に出かけたのでした

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2006.10.28

ハロウィーン パーティー

自宅でハロウィーンパーティを開催。

カボチャメニュー満載で計13品を料理しまくり。参加してくれたお客様11名。
昼から夜までみんなでワイン飲んで料理食べて、と秋を満喫しました。
参加者の持ち寄ったワインやお土産もそれぞれの自慢の逸品であり楽しめました。
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時々やりますのでまた遊びに来て下さい

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2006.10.08

BBQ日和

晴れ渡った秋晴れの日曜日。茅ヶ崎Tバー。

先に着いた仲間がさっさと炭火を熾し始めてます。ビーチBBQを何年も楽しんでる仲間だから、放っておいてもいつの間にか準備も完了。顔ぶれがだいたい集まって七輪に赤々と炭火が熾ったところでビールを開けて乾杯!Sp10103921

空は高く日差しは温かく風も穏やか。澄んだ空気の中、西の空に富士山がくっきりと姿を現す絶好のBBQ日和の中で七輪料理のスタート。久しぶりに集まるアウトドア仲間と話が弾む。Sp1010387

今回のテーマは「秋の味覚」。 キノコと栗の炊き込みご飯、秋野菜いろいろ。出始めた紅玉を使った焼きリンゴ、そして秋刀魚を炭火焼きにして大根おろしと柚胡椒を添えて出すとみんなの箸が群がってあっというまに骨だけに。やっぱり旬の食べ物の持つ力はスゴイ。

料理も一段落となったのでこの前手に入れたばかりのスタンドアップ・サーフィンをみんなにお披露目する。波も小さくて練習には丁度頃合いだ。膝立ちでパドルを持ち波を越えて沖に出る。今日で三回目なので立って漕ぐだけならなんとか安定するようになってきた。今のところの課題は回転して向きを変えること。板を回転させる際にうっかり板を傾けるとすぐに沈してしまう。このあたりが次の課題かな。Sp1010376

日が傾き、富士が夕日に染まるのを眺めながら最後のビールを飲み干した。すばらしい秋の一日に乾杯!Sp1010379

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2006.09.30

再会、南翔饅頭点の小籠包

川崎に最近オープンしたばかっりのラゾーナ川崎を彼女とのぞきに行く。しかしあまりの人の多さにウンザリして食事も取らず早々に退散する。まあオープンしてすぐの週末だから当然といえば当然のことだが、たかがコーヒー飲むのに行列というのはさすがに理解できない。

昼飯を食べ損なって仕方なく川崎の地下街に流れ、何食べよかな~と、ぶらぶらと歩いているとなんだかどこかで見覚えのある看板が・・・

「南翔饅頭店」

ちょうど一年前の今頃、上海に蟹を食いに遊びに行った際、友人ご一家が最初に案内してくれたあの有名店と同じ名前だ。メニューをちらちらのぞくとどうやらその店の支店らしい。六本木ヒルズに出店したことは知っていたけどまさか川崎にも店を出していたとは知らなかった。これは試さなくてはなりません。

さっそくお店にはいると夕方の営業が始まったばかりなのか割と空いていてすぐに席に着くことができた。ビール、揚げ海老パン、蟹ミソ入り小籠包、餡入り焼き饅頭など。どれも現地で食べたものばかり。空いていたためか注文した料理はすぐに出来、目の前にほかほかした蒸籠がならぶ。Sp1010366

ガラスで仕切られたすぐ隣の部屋では女性の料理人が鮮やかな手さばきで次々と点心を作っている。そうそう、こんなかんじだった。店の規模は小さいけど味も雰囲気もまったくあのままだ。

目にもとまらない麺点師たちの熟練の技。
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山のように積まれ湯気を上げる小籠包の山。これから親の敵のようにこいつらを食べ尽くす。
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コースで楽しめる様々な点心たち。どれもこれも味に技ありの逸品だ。
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どの点心を食べてもこの時期には必ず蟹の卵かミソが入っている。秋の上海の楽しみの一つ。
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上海に行くことがあったら是非一度お薦めしたい。Sp1000335

上海に行くチャンスがない場合は川崎の地下街で是非試して頂きたい。スタッフも上海から派遣された本物とのこと。

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2006.08.13

日曜のタパス

七輪でこういうのを作ってみたらどう?

こういうリクエストを友人からされることがある。今回はスペインのおつまみ(タパス)なんてどう、というリクエストでご丁寧に書籍「タパス -みんなでつまむスペインの喜び」まで探してくれた。早速Amazonで購入してパラパラと・・・。まずは定番のスペイン風オムレツとマッシュルームのオリーブ土鍋焼きを試作してみた。スペイン風オムレツには何を入れてもいいんだけど、冷蔵庫の中をさらって出てきたたまねぎ、にんにく、パプリカ、ピーマン、あと絶対はずせないジャガイモ、それとズッキーニを入れてみた。ジャガイモ以外はあるものを入れればなんでもいいようだ。

作ってみてあらためて感じたのだけど、スペイン料理といっても堅苦しいものではなくて大体が簡単でおおらかな料理なので気軽にやってみたらいいんじゃないだろうか。今回も本を片手にビールなんか飲みながら30分くらいで二品完成。これならビーチのBBQの際に七輪+スキレットで簡単に作れそうだ。
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じゃせっかくだからスペインワインをあけましょうか!

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2006.07.15

オルソンさんのイチゴ

山中湖のオーベルージュに行ってきました。
行きがけには近くのイチゴ専門の喫茶店に寄って一服。

店の名前は「オルソンさんのイチゴ」。もちろんイチゴが看板メニューなのでストロベリーパフェを注文。凍らせてクラッシュしたイチゴを器にぎっしり詰め込んで、その上にソフトクリームをトッピング。
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これ以上ないシンプルなストロベリーパフェは自信があればこそ。
もちろん味は絶品でした。

ところでオルソンさんて誰だ?

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2006.02.04

みそカツ、再び

リンク: トノの七輪爆食紀行: 名古屋は味噌カツ.

久しぶりに名古屋を訪れた。

以前紹介したみそカツの名店、矢場とんを再訪する。P1000804 この店は名古屋の矢場町に本店があるが、名古屋駅となり、エスカ地下街にお店が出来てから、新幹線に乗る前にちょっと楽しんだり、お弁当をここで買って帰路に楽しむことが容易になった。おっと、今調べたら銀座にも出店しているじゃないか! これで本格的なみそカツが東京でも楽しめるというわけだ。

さて、今回は「わらじカツ」を注文する。これは通常のカツの二倍のサイズを誇る代物である。ふつうの駅弁とは違い揚げたてのカツを使って目の前でお弁当にしてくれてる。これがまたウマイんだなぁ。当然ビールを買って新幹線に乗り込むつもりなので、半分をビールのつまみ、半分は弁当のおかずとして至福の時を過ごすという筋書き。列車が名古屋駅を出発し、やおら弁当のふたをとると、なにやら前回と様子がちがう・・・

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よーく見るとカツとキャベツの間にパラフィン紙が区切りとして入れられている。これは小さなようで大きな改良だ。前回紹介した際に感じた唯一の不満はキャベツの水気で揚げたてカツがちょっとだけふやけてしまうことだった。これがちゃんと改善されている。しかし反面、前回はついていたカラシが今回はつかなくなっている。やっぱりカラシはみそカツに必須の相棒だとおもうのだが・・・

しかしカツの旨さ、みそだれとのマッチングは相変わらずすばらしい。トンカツも八丁味噌もそもそもクドイものなのに、それをこんなにうまくバランスされるというのはさすがは老舗。新幹線を一本遅らせても買いに行く価値のある逸品です。

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2006.01.04

丸干し鰯とキャベツのパスタ

ある日冷蔵庫を覗くと、食べるのを忘れた鰯の丸干しがかさかさになって待ちくたびれていた。
ありゃ? 食べるのを忘れていたか。若干ひからびているものの悪くなっているわけではなさそうだ。ん?そうだ、昼食は「アンチョビとキャベツのパスタ」の予定だったけど、この干物を使って同じようなものが出来るかも・・・

1.鰯の丸干しは包丁で三枚におろす。背骨がのぞければいい。この背骨は捨てないようにする。
2.フライパンににんにく、唐辛子、オリーブオイルを入れて弱火にかけてオイルに香りを移していく。
3.そのまま鰯を投入。取っておいた背骨も投入する。オイルソースに鰯の味が移るまでじっくりと炒める。同時にパスタを茹で始める。
4.ソースができたら骨を取り除き、ゆで汁を少々。軽く揺すってソースを乳化させておく。
5.パスタが茹であがる直前にキャベツを投入。
6.キャベツは色が変わったら鍋から取り出してソースに和える(実はこのまま食べてもGood!)。
7.ゆでたてのパスタを素早くソースと和えて皿に盛ってできあがり。
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おおッこりゃ旨い。かえってアンチョビで作るより香ばしくっておいしいぞ!!

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2005.12.23

クリスマス爆食宴会

リンク: トノの七輪爆食紀行.

12月23日いやはや、思う存分料理した一日だった。

まずはシャンパンで乾杯! P1000546

前菜、鮮魚のカルパッチョはありがちな刺身の盛り合わせもちょっとしたアレンジでお洒落なイタリアンに生まれ変わるので僕はアウトドアでもよく作る。ゲストにも好評で作り方教えて、なんて言われたので紹介しておく。

・刺身盛り合わせを買ってきて平皿にきれいに盛りつける。厚めに切ってある刺身は半分の薄さにスライスしてやるといい。

・全体に塩を振り、胡椒をカリカリとかける。できればミルから挽きたてをかけたい。

・あればフレッシュハーブを刻んで振りかけよう。このときはイタリアンパセリ。

・刺身を覆うようにまんべんなくエクストラバージンオイルをかける。味の決め手だからおいしいオイルを使おう。

・最後にレモンをたっぷりと搾ってかけてやる。すぐ食べても、しばらく置いてもおいしい。

同時にハモンセラーノやイタリアンサラミの盛り合わせを出す。 地元茅ヶ崎のナノッシュのフランスパンあれこれを籠に盛って供する。冷菜二品とおいしいパンでしばらく間が持つので僕も会話に加わる。しばらくして、奥で温め直していたポトフの様子を見に行くといい感じになっている。大鍋から大きめのキャセロールに具とスープを移し替えてテーブルに供するとみんな大喜び。

牛スネ肉、鶏のモモ、豚のバラ肉を香味野菜と一緒にゆっくりゆっくり煮だしたスープが旨い。
なにも難しいことはないのだけど、決して煮立たせず、ていねいにアクを取り続けることで澄んだ上品なスープがとれる。前日、前々日を仕込みに充てた労作だ。不味いはずがない。

ワインがどんどん空き、チーズや他のスナックが開けられてちょっと食べ疲れた頃、僕はゲストのみんなに海岸までの散歩を勧めた。この日はきれいな青空、海にはいい波と西風が入り、地元のウインドサーファーが飛び交っていた。P1000547
ふつうなら僕もその中に混じっているのだけど、今日はやることがある。ゲストを送り出してからオーブンを温める。冷蔵庫から出したラムラックを天板に置き、ローズマリーとオリーブオイル、ニンニク、塩胡椒で味付けて余熱の終わったオーブンに放り込む。 これでしばらく僕も休憩できる。ワインを飲んで一服しよう。

30分もするとみんなが帰ってきた。冬の潮風に吹かれて寒そうだ。とりあえずポトフのスープを温め直して体を温めてもらおう。人心地ついたころには子羊が焼き上がる。P1000554 またおなかのすいてきたゲストが手をわっと伸ばす!
これでワインがまたおいしいね。

これでだいたい終わり、ということで茅ヶ崎の人気アイスクリーム屋、プレンティーズの特製アイスケーキを出す。P1000555
小皿に切り分けようようとしたのだけど、すっかり食欲の野人と化したゲスト達は我先にスプーンを繰り出して襲いかかってきた。・・・あれよあれよという間に砂山崩しのように、大きなアイスケーキが目の前で掘削されて姿を消していく。うーんみんな甘いものに飢えてたんだね。ここでゲストが持ち寄ったプレゼントをくじ引きで交換する。なんだか計ったようにそれぞれの贈り物がそれに相応しい人の手に渡る。クリスマスの奇跡かもしれない。

このあとさすがにみんな落ち着いて・・・来たかとおもったが、どうもまだ物足りないようだ。台所に立って大皿にいっぱいパスタを作る。こういうときすぐできるパスタは便利。一皿目は結構唐辛子を効かせたアッラビアータ。二品目はアンチョビとレタスのアーリオ・オーリオ。大皿に二皿がまたもあっという間に消えていった。(みんなよく喰うなぁ。)

さすがのゲストもこれで満足してくれたようだ。駅へ帰る道のりにみんなで駅前のバーで一杯。
これでこの日は締め。

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2005.12.15

予告:爆食クリスマス前菜編

クリスマス近辺にパーティやります。

久々に思いっきり料理をするつもりなのでゲストはお楽しみに。
作る側としては楽しいのはどんなメニューを出すか、あれやこれや考えている時間だ。これは料理をしない人にはわからないかもしれないけどとてもクリエイティブなひと時だと思う。映画監督か舞台の演出家になって舞台を作り上げていくような、そんな充実感がある。(なったことないけど)


最初にあの皿を出して、P1000245

コレで間をつなぎ、P1010826

次に定番の一皿でほっとさせてからP1020654


いよいよ!大物をドカンと真ん中に出してゲストをワッと驚かせ、
などと考えているとすぐに時間が経ってしまう。

今回はクリスマスも近いことだし、基本的にはフレンチのホームパーティ料理という路線で組み立てようという構想を練っている。

まずはお酒だよな。もちろん最初はシャンパン。きれいなロゼ、あまり甘くないすっきりしたものを。
ワインも赤白それぞれ数本用意しておこう。とびきりの酒呑みもゲストにいるからビールはたっぷり必要だ。
あとは飲みたいものを持ち込んでもらえばいいや。


で、料理だ。
せっかくのパーティーだから自分がキッチンにこもりっきりというのはよろしくない。というか、自分が楽しくないから最初の数皿はあらかじめ用意しておける冷製のオードブルなどを中心に用意しておこう。おいしい生ハムやオリーブ、ピクルス、パテ、サラミなんかを盛り付けた一皿がいいだろう。P1010616
ああそういえばドイツ出張のときのホテルの朝食のあの数え切れないほどのソーセージやハム類、おいしかったな。日本でこういうのを出すのはなかなか大変だけど、ちょっと目指してみよう。

もう一皿のオードブルは魚貝でカルパッチョを作れば簡単に済む。ちょっと奮発した刺身の盛り合わせを買い、そのままでは厚すぎるので、どれも半分の薄さに切ってきれいに皿に盛り付ける。その上から、塩、胡椒をカリカリと挽き、刻んだハーブを散らしてからエクストラバージンをたっぷりと! そのまま冷蔵庫で冷やしておけば最後はゲストの目の前でたっぷりのレモンを絞ればできあがり、とまぁこんな感じだ。

朝一でお気に入りのパン屋、ナノッシュに出かけることにしよう。
いろいろなパンをそのまま静物画にしたくなるようにパン籠に盛り付ける。ここのバケットはそれだけでワインのつまみになるくらい旨いし、クルミのリュステックも外せない。ちょっと酸味のある古典的なフランスパンもこういう席には向いているだろう。

こんな風にあれこれ考えるのも料理の醍醐味の一つじゃないかと、かくの如く思うのである。
(たぶん次回はメインディッシュ&デザート編)


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2005.11.08

ホンモノのパリのビストロ! トロカデロ

ホンモノのパリのビストロがあった! トロカデロ(下北沢).



P10002171以前から気になっていたこの店をようやく訪ねることができた。今回は食いしん坊の友人二人といっしょだ。下北の雑踏を抜けるとふいにパリの下町からそのまま持ってきたようなビストロが出現する。店構えを見るだけでうれしくなる。こういうお店は期待できるんだよね。店名の”トロカデロ”はパリ16区のトロカデロ広場、または地下鉄の駅名にちなんでいるようだ。



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早速席につきまずはワインで乾杯。お勧めの”トロカデロ”はお値段手頃だけどイケてます。乾杯の後さっそく料理を注文。ここは巷にあふれる線の細いお洒落ビストロじゃない。骨太なメニュー満載の正統派ビストロだから料理は気取っていないし量もガッツリとある。食いしん坊なわれわれにはそれがウレシイ。当然のことながら、前菜からメインまでお互い重ならない料理をチョイスしてお互い味見しあいながら堪能することにする。



まずは前菜から。
砂肝のコンフィのサラダ、
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キノコのキッシュ、
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アスパラガス
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ワイン片手に爆食話に盛り上がっているとしばし後にメインが登場。余計な小細工なしのどーんとボリュームのある皿ばかり。僕はこういうタイプの気取らないお店が本当に好きなんです!!

羊のグリル、
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ウズラのロースト
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鯛のポアレ
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仕事帰りのお客がどんどん入ってきてお店の中がにぎわってきた。そのお客もフランス人がほとんどだから、だんだんここが日本じゃないような雰囲気になってくる。一歩外にでればパリの下町に迷いでるんじゃないだろうか。P1000237気心の知れた仲間同士や落ち着いたカップルという客が多くてとてもくつろいだ気分になる。P100023811 デザートまで堪能して大満足してお店を出ると、そこは残念ながらまだ下北の街角だった。でも通っていればいつかパリにワープすることができそうなそんなお店でした。

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2005.10.29

ハマりました、プレンティーズ

ときおり発作的に食べたくなるものってないですか?

カツカレー、親子丼、冷麺、ケンタッキーのホットビスケット等々。
あとはジェラート。イタリアにバックパック旅行したときに目覚めて以来、ときおりジェラートが食べたくなる。茅ヶ崎では今までいいお店がないなぁと仕方なくあちこち探しに行ったのだけど、しばらく前にいい店ができていた。一回行ったらみごとにハマってしまいました!

"Plenty's" P1030181 若いおにーさんとおねーさんが手作りで楽しそうにアイスを作っているかわいいお店だ。なにしろ手作りだから某大手チェーンみたいに31種類も並べたりはできないけど、季節季節の味を入れ替えで作っているとのこと。 P1030182今の時期はマロン、それとかぼちゃ、白ぶどうなんかが並んでいる。

やっぱマロン!マロンでしょ!? クリームチーズとマロンをダブルでください! P1030184

マロンはほのかに洋酒の香りがして、栗がたっぷり。まるでモンブランを食べているようだ。クリームチーズもあっさりして飽きない味でダブルにするときの名脇役。夏から毎週末通い詰めてスタンプも既に5枚目。食べ物屋でこんなにハマったところは珍しい。



アイスを食べていると、小川直也さんがご家族連れでやってきた(うわッ、でかい)。やっぱりみんなここのアイスが大好きなのだ。P1030185

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2005.10.25

スキレットでタルト・タタン

最近はスキレットを愛用している。これはダッチオーブンを小柄にして柄をつけたもので、要するに鋳物のごついフライパンだ。七輪の上にちょうど乗るサイズなのでアウトドアでも具合がいいのだ。

秋の七輪BBQでは、この時期の定番メニューとして焼きリンゴが人気だが、これをもう一ひねりできないかと考えていたのだが・・・・ある日フランス料理の本をぱらぱらとめくっていたら焼きリンゴを上にのせたシンプルなパイ、タルト・タタンというのを見つけてひらめいた。

これはスキレットでもできる。つまりアウトドアでも実現可能じゃないか!

早速自宅で試作してみることにする。

材料:(20cmのスキレットを基準、たぶん5人前くらい)
・リンゴ(紅玉) 5個
・グラニュー糖 90g
・バター 80~90g
・シナモン 少々
・バニラエッセンス 少々
・冷凍パイシート

作り方は簡単。冷凍パイシートは解凍して、パイ生地だけでカリカリに焼いておく。このときふくらまないようにときおり皿などを載せてやる。薄くてカリカリに焼き上げるのが目標だ。今回はちょっとふくらんでしまった。焼く前にフォークで穴を開けておかなかったのが原因だ。ま、しかし味には影響ない。

リンゴは半割にして芯をくりぬき、皮付きのまま薄く切る。スキレットにバターを小さく切って均等に置き、グラニュー糖とバニラエッセンス、シナモンをまんべんなくかける。後はリンゴをきれいに詰め込んでふたをして弱火にかける。ほっとけば勝手に水分が出て煮えてくるという寸法だ。

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ぐつぐつ、ぐつぐつ、ぐつぐつ、20分も煮るとリンゴはすっかり柔らかく煮えてあまーい匂いが漂い出す。子供の頃母親が作ってくれたリンゴジャムの匂いだ。アウトドアでもおき火にかけてほっとくだけで上手くできるだろう。
さて、煮えた頃を見計らってふたを外して水分を飛ばしてやる。最後は煮詰まった煮汁が焦げないようにスキレットを軽く揺すってきれいなカラメルにしてやる。ここは勝負どころだ。嗅覚に集中して、甘い匂いがカラメルの香ばしい匂いに変わる瞬間を見逃さないように・・・・それッ 今だ! ここで火から外し少し脇に置いて休ませる。焦げ付いた場合もこれではがれやすくなるはず。

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さて、同時に脇で煮込んでおいたソーセージとレンズ豆の煮込みもできあがっている。これも材料を鍋に入れて煮るだけ。とても簡単だ。

それじゃ、これをつまみながらビールでも。グビグビ、ぷはぁああ~。

・・・と、そろそろパイ生地が焼き上がるのでオーブンから取り出し、皿に置く。アウトドアではパイだけはあらかじめ焼いておく必要があるだろな。

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さて、先ほどのスキレットの中身を・・えいっ、 と崩さないようにひっくり返してやると・・
おおおお! いいじゃないか
まさにタルト・タタン。初回だからちょっと形が崩れたけど上出来。

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さっそく切り分けてアツアツをいただこう。この時期出回る紅玉は酸味が強くてこうやって料理すると最高の味わいになる。スキレットの底でこげたカラメルが皮にしみていいアクセントになっている。さくさくパイがとろっとろのリンゴといいコントラストだ。


今回は予想以上に上手くいった。次は実際に七輪BBQでチャレンジしてみよう。

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2005.10.16

高松空港を狙え!!

この週末は仕事で香川に出張。 もちろん合間にウドンを喰いまくるつもり・・・だったが・・・ほとんど自由時間がナイ。わずかな空き時間に地元のうどん屋に飛び込むが、観光地だけあってこれが至ってフツーの代物なのです。 P1000105

遙か香川まで来てウマイうどんに会えないのかよー(泣) とか嘆いているうちにも「あっ」という間に時間はたつ。気がついたら帰りの空港である。あーこれでとんぼ帰りか、と搭乗手続きをしていると同行のイトウ氏が「あれ? あの建物なんだろね」と空港ビルの外に見える小さな建物を指さす。P1000115やや・や!あれは讃岐うどんの看板!

発券もそこそこに飛び込んだそこは、どうも空港職員向けの食堂のようだ。食事のお願いしたら快くOKがでた。もちろんうどんもある。とゆーかウドンが主力メニューのようなのだ、こっちの社員食堂ってやつは。定食だってゴハン+おかず+うどんとゆうのが定番だ。そうそう、こういう地元の人向けの店を探していたんですよ~P1000108

お勧めの”釜玉”を注文すると、気さくなおばちゃんがどんどんうどんをゆであげる。P1000109 P1000111かまあげアツアツのうどんにだし醤油をぶっかけ、そこに生卵をポンと割り入れるとウドンの熱気でみるみる半熟に・・・ かみしめるとモッチリ、表面はシコシコつるり。だしのきいた醤油と卵がシンプルで力強い。うめーなー。

短い讃岐訪問だけど、最後に当たりを引き当てました。うーん引き強し。

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2005.10.02

風の日はヤキニク

爆吹きの日に一日ウインドサーフィンをすると、ムショーに焼き肉が食べたくなりませんか? 僕はなります。それも狂おしく体がヤキニクを求めます。こんなとき今まで近所にいいお店がないなーと困っていたのだが、しばらく前に寒川の名店、「焼き肉ざんまい」がオープンしたとのことで早速出撃!

お店は駅から3分くらいだけど、ありゃりゃ、混んでいる、さすが有名店。
待つこと20分。ようやく席についてメニューを開く。

あ、こりゃー安いわ。

カルビ、厚切り牛タン、ハラミ、どれも5~600円くらいからある。てことでどぉーんと注文。
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うわッ!! 食いきれねー
とか言ってないで気を取り直してガッツリ行こう!!
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このカルビ、適度な脂に柔らかい赤身。もーこりゃうまいわでかいわでタマランです。

サラダもでかいです。「ざんまいサラダ、一つください」と頼んだら店員さんから「お二人様ならざんまい”半”サラダになさった方が・・・」と忠告されたのだけど、確かにその通り。半サラダでもとても食べ切れません。 そして、このカルビ。値段の割に質と量がスゴイわ。P1000072

「たらふく」という言葉のまんま、もうだめーというくらい食べて飲んで一人様三千円。いいお店ですねー この勢いでがんばってください。 風が吹いた日にはここ、直行だな。

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2005.09.23

茅ヶ崎のシェ・ヒャクタケ

最近駅前にフレンチができたらしい。
時々通りかかって気になっていたのだけど、風の吹かない週末(カナシヒ・・)にランチによってみることに。

P1000007 小さなビルの二階、奥に進んでいくと扉のガラスから中の暖かなあかりが漏れだしてくる。なんだか居心地がよさそうな雰囲気だ。中にはいると広くてきれいなオープンキッチン。こういうの好きですね。プロのきびきびした所作、目の前で魔法のようにできあがっていく一皿、業務用の調理機器やばっとあがる炎、こういう楽しい出し物を眺めながらグラスを傾けるというのはなんとも贅沢な時間だ。

ランチコースの一皿目は目に鮮やかな夏野菜と魚介のテリーヌ。まるでデザートのように涼しげで華やかだ。周りのバジルソースもさわやかでおいしい。P1000009

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いっしょに出てくるバケットと自家製のパンがいけている。バケットはオーブンでちょっとカリッとさせてから出してくれる。こうすると皮が焼きたてのようにぱりっとしてこれだけでご馳走だ。これは早速うちでもまねさせてもらうことにする。次のサツマイモのポタージュは野菜のやさしさがにじみ出てほっとする。三皿めはシチューにクスクスを添えたもの、または白身魚のボワレにブイヤベース風のソースをかけたものP1000018



これだけ食べてさらにバケットをお代わりするとかなりおなかいっぱい・・・最後にデザートとコーヒー。これで二千円台で収まるのだからお得だ。P1000020

夜も遅くまであいていて、ラストオーダーは12時。気軽にお酒を楽しんで行って欲しいとのことなので、次は会社帰りにふらりとよってみることにするつもりだ。いい店ができたものだ。しかも駅を降りて3分。

これからはキノコやジビエがおいしくなるシーズンなので通ってしまいそうな予感がする。

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2005.09.22

ワインの晩餐

P1000050 会社帰り、ジムで汗を流し、近所のスーパーで鶏胸肉を買って帰る。ちょっとおいしいワインが少し残っているので、おつまみを作る。冷蔵庫からスモークサーモンを出してケーパーを添える。これで一皿。鶏肉は塩胡椒、タイムとローズマリーをまぶしてスキレットで蒸し焼きにする。サツマイモをレンジで蒸して焼き上がった鶏肉に添える。これでもう一皿。マスタードと作り置きしておいたタプナード・ソースを出し皿に盛る。この間約20分、晩餐の準備は完了。簡単だ。

P1000049 ワインはコート・デュ・ローヌの赤、テーブルワインのお値段なのにとてもおいしい。即席でデキャンタリングしてやると酸味が引っ込んでミディアムボディーの渋みが際だってなお良し!

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2005.08.20

銚子で鮨ざんまい

またまた銚子に行った。 もう10年来のおつきあいになる勝の家(かつのや)さんを訪ねるためだ。季節ごと、魚のおいしい時期につけ、何かいいことがあるとここに通っている。いや、何もなくてもウマイ鮨が食べたくなると長距離もいとわずドライブしてしまう。朝方、波崎の風車下に移動して、日中ウインドサーフィンやサーフィンをして汗をかき、夕方お店に訪問するのがお決まりのコースだ。P1020822 この日は風がそんなに強くなかったのでウインドサーフィンのコンディションとしてはそこそこだった。それでもここの波をみるといつだって幸せな気分になる。

夕方、車を宿に置いて勝の家の暖簾をくぐる。P1020488 ここの大将は本人が既にオイシソウな風体で食べる前から期待が高まる。今日はお酒が飲める、やったー!! まずは軽くつまみを切ってもらうことにする。この刺身がもう口中でとろけて大変なことに・・・P1020840



ビールばかりでおなかをくちくしてはもったいない。軽く水分補給をしたらいよいよ握って頂くことに。まずはマグロ赤身と中トロ。P1020842赤身がなんといってもウマイ。中トロも定番の味わい。P1020843お茶で脂を流してお次はヒラメと縁側。この迫力にびっくり、スゴイ筋肉だ。かみしめるとシコシコ、プリプリと噛めば噛むほどじんわり白身のうまみがにじみ出し飲み込むのがもったいないほど。

そしてここでしかお目にかかったことのない生のアワビの肝を軍艦で。見た目は悪いが一度食べたら、もーそりゃ病みつきなること請け合い。P1020844



お次はこの時期貴重な地元銚子産、天然車エビ。見よ!!この圧巻の大きさ。P1020849
握ってもこの迫力。ぷりぷり車エビをほおばると口中エビで一杯、幸せいっぱい。P1020851

P1020863小さな魚を丁寧に開いて細かく仕事をして、それでやっと頂ける。手間ひまを食べるんだよ、と教えてもらいながらそっと食べるとなんともやさしい味。 お次は穴子、今は旬じゃないから脂は抜け気味だけど、カリッと焙った香ばしさ、しっかりした身の味わいがはむしろ旬の時期よりケレンミがなくて、かえって好きかもしれない。P1020866



まだいくつかあるけど、紙面の都合でとばし、最後はひもきゅうでしめる。赤貝のひもとキュウリの巻物は僕の大好物でいつもついつい頼んでしまう。この組み合わせはタマリマセン!!。P1020872

ここを訪れる度にいつも思うけど、おいしい鮨はネタ、シャリ、腕だけじゃない。もちろんそれも重要だけど、なにより客をもてなす気持ちが一番大きな要素なんじゃないかと思う。こんなにおいしくいただいて、お値段も超がつくお値打ちなのだから言うことはない。もう全身しあわせで弛緩しまくって宿に帰り、味わいを反芻しながら眠りにつく。

満腹~。ごちそう様でしたあ!!

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2004.11.04

お土産BBQ in 鎌倉材木座

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週末に鎌倉材木座の友人宅そばのビーチでのんびりBBQ。
11月でも湘南はまだ暖かく波も多少あるから、気が向いたらサーフィンしたり、シーカヤックしながら七輪を楽しもう。鹿児島からどっさり食材をかかえて帰ってきたので今日はそれを仲間にふるまおう。


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まずjは定番の前菜、バーニャ・カウダとチーズフォンデュ。


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続いてお土産のさつまあげとこれも定番の油揚げ。どちらもカリッと焙って生姜醤油でめしあがれ。


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そしてこちらは生で食べられる薩摩地鶏のたたき!これはにんにく醤油で。


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鹿児島名産の紅芋。アルミホイルでくるんで炭の上に放り込んで蒸し焼きに。これは紅というより鮮やかな紫だね。



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そして鹿児島の黒豚で作ったベーコン。厚く切って炭火で軽く焙るとウマサ倍増!ビールのお供に最高。


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でました本命!! 黒豚の肩ロースを分厚く切ってハーブとオリーブオイルで香りを付けてグリル。


こうやって並べてみると鹿児島がいかに自然の恵みを受けているかが実感できる。
どれもおいしいんだよなぁ。

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2004.08.23

カレー二題

よく通りかかる駅の近くにおいしいカレー屋がオープンした。

手作りカレー Hot Spoonのカレーは本格的な味わいだ。なのになぜか懐かしい味がする。ほどよいスパイシーさと煮込んだルーのまろやかさは日本的カレーの王道なんだ、と訪れるたびに実感する。僕らが子供の頃から親しんできたカレーのまっとうな進化型がここにあるのだ。たとえて言うならこんな感じだろうか。
「友達が何人か遊びに来るので母親がカレーを作ってくれました。いつもより肉が多くてスパイスの香り高く、お客様向けの少し気取ったカレーです。ちょっぴり誇らしくてママの自慢しちゃいました」こんな感じだろうか。少し気取っていてよそ行きだけど、本格的すぎない家庭の味。こういうカレーである。

じゃあ思いっきり庶民的で週に一度は食卓に上った、あの”ウチのカレー”はどこに行ったら食べられるのだろうか?
ニンジン、ジャガイモごろごろ、肉ちょっぴり、カレーの香りはするけどスパイシーじゃない、こんなカレーを最近見つけました。近年ブームのさぬきうどんチェーン、”はなまるうどん”のカレーライスはまさに家庭のカレー! 大ぶりのジャガイモ、ニンジン、豚肉とルーのとろみがうれしいんです。
財布にも優しいしね。

一度おためしアレ

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2004.07.21

ホテルの格付けはオレンジで

旅先のホテルで”格”を感じるのはどんなときですか?

ああ、ここはしみじみ良いホテルだなぁ(五つ星)、フムとか、
うーん、お値段はいいけどちょっとねー(三ツ星) とか、
アチャー やめときゃよかったなココ(星ナシ)、 なんて思うことありますよね。

その理由は、ある人は部屋からの眺めだったりお風呂だったり、ホテルマンの対応だったり、ベッドに置いてあった一輪のハイビスカスだったり、さまざまです。

僕の場合は、朝食、それもオレンジジュースにホテルの格や意気込みを感じます。
けちけちしないでたっぷりと旨いフレッシュオレンジジュースが飲める。
ビュッフェの朝食がこんなホテルなら言うことはありません。(五つ星)
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涼しげなガラス容器になみなみと、絞りたてのオレンジジュース。そのとなりにはコレも定番、グレープフルーツジュースが脇を固める。下にしかれたクラッシュアイスがガラスの表面に細かな水滴をまとわせて、これはもう飲む前からいやがうえにも期待が高まります。 しっかりと磨きこまれた大ぶりのグラスになみなみとオレンジジュースを注ぐと、おお! 手絞りの証、つぶ(ビット)がたっぷりと浮いている。もちろん氷なんか入れないで、それをグビ、グビと流し込む。新鮮な柑橘類の芳香が体中に広がり、口中には爽やかな後味。いやはやなんとも旨いんだなぁ。

絞りたてのフレッシュオレンジジュースは、スーパーで売っている濃縮還元のオレンジジュースとは全く別物言っていい。だけど非濃縮還元のオレンジジュースはなかなか売っていないし、あってもべらぼうに高い。庶民にとっては高嶺の花で、普段使いにできるものではない。
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ではどうするか。

街に出ているときは迷わずドトールコーヒーを探そう。店舗にもよるが”フレッシュ”オレンジジュースがメニューにある店にはオレンジ絞り機があり、その場でオレンジを絞ってくれる。お値段も手ごろだしなんといっても間違いなく”フレッシュ”。オレンジジュースに関してはドトールは並居るコーヒーチェーンを寄せ付けないと言っていい。

自宅では?
最近気に入っているのが一杯オレンジジュースをグラスに注ぐたびにすかさずジュワーっとレモンを絞るという安易きわまりない方法だ。濃縮還元オレンジは夏の太陽がほとばしるような芳香には欠けるが味わいはちゃんとある。そこに同じシトラス仲間のレモンをやや多めに絞り込んでやると、とたんにフレッシュな芳香が立ち昇る。本物にはかなわないけど普段使いにはかなりイケます。
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夏の朝はこれでスッキリ。

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2004.03.31

マウイレポート2004年3月 #2 朝食編

マウイではコンドミニアムに滞在することが一般的だ。
ワイキキのホテルに滞在するオアフなんかとはずいぶんイメージが違う。でもマウイスタイルのほうがトロピカルでスローライフで僕は好きだ。

ある日の朝はこんなふうに始まる。
鳥のさえずりで目が醒めると、吹き抜けの天井で木製の扇風機がゆっくりと回っているのが目に入る。まだぐっすり眠っている仲間を起こさないように1Fの大きなキッチンに移動。コンロ、電子レンジ、ディスポーザ、アメリカンスタイルのでかい冷蔵庫となんでもそろっている。なんと炊飯器には銀シャリが今や遅しとホカホカ出番を待っている(というか昨夜僕が仕込んでおいたのだけど)。
傍らのナベでは昨日から水に浸しておいた昆布がいい具合だ。沸騰寸前まで温めて出汁を引き、適当な具をいれて味噌を溶けば味噌汁のできあがり。日本の食材も裏の24時間営業のスーパーマーケットでそろうし簡単なもんだ。

おっと冷蔵庫にセロリだ。こっちのセロリは香り高くみずみずしくてまた旨いのだ。生でかじってもいいが料理に使ってもいける。今朝はこれでキンピラセロリをサササッととつくってみた。みんなの感想が楽しみだ。 脇に前の組が残していった海苔があったのでコンロでチョイト炙り、一口サイズに切り分ける。 あとはふりかけと佃煮でも出しておけば十分か。

ごそごそ料理している音で仲間がそろそろ起き出してきた。眠い目をこすりながら後ろでコーヒーをいれている。

さて、コーヒーで目を覚ました仲間が食卓についた。
マウイの一日の始まり

トーストにカリカリベーコン、サニーサイドアップもいいけど、日本人にはやっぱりこれだよね。

(この回完食)

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2003.12.27

久々に美味しいパスタが!

 たまにちょっと気合をいれて、少しオシャレをして食べに行く。もちろん美味しくて値段は決して安くはないけど妥当、店の雰囲気もいい。そんな素敵なレストランが近所にあるというのはなかなか幸運なことだ。

 そんなお店を見つけました。トラットリア・ピッツェリア エリック・ピエール
実はこの日、二度目の昼食でおなかの余裕がなかったので、パンツェッタとナスのトマトソースパスタを味見させていただきました。
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 パンツェッタの塩味と旨味、ケーパーとオリーブの風味、チーズのコクがトマトでまとめられて食べ応えのあるスパゲッティとよく合います。フォッカチオにトマトソースをつけていただいたらこれがなかなかオツなのです。このパスタがとても食べ応えがあり、麦の風味がすばらしい。そこで銘柄を伺うと、アントニオアマートという耳慣れないブランドとのこと。探して自分でもお客様用に常備しておこうかな。

 お店の内装はイタリアにいるような気分になれるし、また今度しっかりとディナーでお邪魔しようということで、ひとまずは第一報でした。
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2003.12.19

サンマ、開眼!

 七輪でサンマを塩焼きにするとほんっとに美味しいですよね!!
なんてよく言いますが本当にそうなんだろうか?

 この2年ほど、自分の中で秋刀魚をおいしく焼くということがライフワークとなっていました。大げさか。2年前の秋に七輪でサンマを続けざまに6,7本焼いてゲストに食べていただく機会がありました。このときの出来というのが、長屋の裏で煙をもうもうと上げて焼いたような、焦げていてあちこち皮のはがれちゃったような出来でした。味は悪くなかったと思うんだけど。

このとき食べたゲストの方々からは
”下品”
という評価を頂戴しました。自分でもそう思っていたからがっかりはしなかったけど秋空に誓いましたね。いつか夜空に輝くサンマの星になってやると。

 それから焼き魚の基本からコツに至るまで料理雑誌やら本を探しては読み研究してきたんだけど、結論から言ってしまうと以下の原則をきっちり守って焼くということに尽きます。

  1. 強火の遠火
  2. 炭火が熾きになってから
  3. 炎はあおいですぐに消す

Sanma1.jpg
 これらをきっちり実現するのは案外難しいのだけど、練習と工夫を重ねたある日、自分の中に兆しのようなものが訪れました。本で読んだ知識とカラダで覚えた動作や感覚がピタッと統合されていく予感といったらいいのかな。 そして今年の秋あのゲストにもう一度サンマを食べてもらうチャンスがやってきました。次々とサンマを焼いていると、ひたいの真中にチャクラがぐるぐると回ってそこに目が開くような感覚が訪れました。

焼きサンマ、開眼です。
あとは焼いても焼いてもコレです。ハイ!
Sanma2.jpg

そしてゲストからのコメントは
”上品過ぎて七輪で焼いた感じがしない”だって

どないせいっていうんじゃい!?

(この回完食)

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2003.12.16

立食い寿司はオツなもの

『どうです? ウチも負けてませんよ! 一寸つまんでいきませんか』

忘年会で待ち合わせの築地の寿司屋に到着したとき、向かいの立ち食いスタンドから威勢のいい声がかかった。

お店の名前は『つきじ 神楽

あと1時間はかかりそうなこっちの行列に見切りをつけて暖簾をくぐるとつけ台には愛想のいい大将が一人。おまかせで握っていただく。なにしろ客一人、職人一人だから寿司の出てくるテンポが速い。 ス、タタタ、タァアアン!てなリズムでみるみる目の前に握りたてのピカピカの奴がならんでいく。
Maguro.jpg
こっちも負けずにはじからどんどん頂く。おりゃあッ(ハグハグ)

まったり赤身、ぴかぴか車えびおどり、とろり中トロ、香りたつ塩だれでいただくホタテ、イクラの軍艦、プリンのような卵焼き、そして鉄火巻の中身はオマケでトロだった! ネタは場所柄もあり、そりゃあ当然うまいよ。しかし特筆すべきはシャリ。上品でまろい赤酢を使った寿司飯をやや小さめに握ったシャリが旨い。

もうちょっと握ってもらおうかな。で、おすすめは?
出てきたのが赤ムツのあぶり、アナゴに、
Aburi_Akamutsu.jpg
巨大な肝ののったカワハギ! こいつはイケルよ!
Kawahagi_and_Kimo.jpg
それからヤリイカ、まだ行くぜ、シマアジに鰯 ふぅー 一服。

 ちょうど老舗の方から出てきた友人たちをこっちに引っ張り込んで、ようやく忘年会の面子がそろう。当然向かいと食べ比べだ。こっちでもつまんで一言。

こっちの方がウマイ!

僕は向かいでは食べていないので比較は控えるが、すくなくともこの『神楽』の寿司は大いに気に入った。立ち食いの強みで気軽に二つ三つつまんでさっと出られるのもいい。

Itaba.jpg

大将がサービス精神たっぷりで、締めはなんとつけ場での記念撮影だ。こんどはいつ再訪しようかと思いつつ、次の寿司屋へ・・・
・・・ってオイオイまだ喰うのかよ!?
ハイ!


このあともう一軒寿司屋のハシゴ、そのあと銀座でワインバーと忘年会の夜は更けていくのでした。
(この回 完食)

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