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2008.04.26

巴里の空の下 -フランス爆食ツアーのゴングは鳴った

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パリである。

空高く雲がたなびき、春風がそよぎ、あちこちに木々が芽吹いている。歴史ある街の建物は、いずれもトレビア~ンな装飾で飾られどのブロックの角にもお洒落なカフェ、クレープ屋、小さなビストロが並んでいる。

これからパリを起点にリヨン、ボーヌ、ディジョンなどの地方都市を旅してまわる。今回は水遊び(ウインドサーフィン)は一切ナシ。観光と爆食、街を足の向くまま散歩するというお気楽旅だ。    ・・・まぁいつもお気楽旅なんですけどね。

半年以上前からヨメは壮絶な格安航空券争奪戦を戦い抜き、この時期にしては信じられない価格でパリまでのエアチケットを入手した。そしてそれだけではなく、連日ネットにかじりついて、安くてもまずまずのホテルや、地方都市リヨンの某有名レストランの予約までやり遂げた。

諸君!この武勲に敬意を表しまずは乾杯しようではないか!(ヒゲ男爵か? > オレ)

ともかく、そんな奮闘の結果、いまわれわれは巴里の空の下にいるわけだ。
夜遅く飛行機がつき、深夜にモンパルナスの二つ星ホテル(最低が星ナシで最高が5つ星だから中の下というところだ)に到着した翌朝、ホテルまでフランスに留学中のツマの姉が迎えにきた。さっそく彼女の案内で近所をのんびり散歩する。

さっそく地元の気さくな商店街へ。
新鮮なたくさんの野菜、まっかなイチゴ、そして日本では考えられない豊富な種類のチーズ、各種の畜肉、ジビエ。そして意外なことに日本並みに新鮮で種類豊かな海産物が並んでいる。さすがにEUの農業大国、畜産大国、美食大国だ。ちなみにフランスの食糧自給率122%(2003年)、対する日本はたったの40%!。ヤバいぞ!なんだこの差は!!(データは農林水産省から)

気を取り直して地元の文化を実地で検証する文化人類学的フィールドワークを開始する。
というか、やっていることといえば要するにいつものアレ。地元商店街での買い食い行為である。

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まずは近所でも人気のパンやで伝統的なバゲットを買い、歩きながらガブリ!
うまい。香ばしい小麦の焼けた香りが広がる。思ったほどクラスト(皮のとこ=耳)が固くなく、中のクラム(白い中身のとこ)はムッチリもちもちとして味がしっかりとする。こんなのは食べたことがない。


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続いて商店街の一角にあったジェラート屋さんでジェラートを試食。でかい! そしてこれもウマイ。
素材の味わいだけでなく、材料ごとにそれぞれ違った仕事をして味を引き出している。イタリアのジェラートもうまいが、素材そのまんま!というちょっと荒々しい感じがするのと好対照だ。そして勢いでチーズ屋のヤギのチーズを試食。こちらは表面にレーズンがまぶしてあるクリームチーズのようなもので、さっきのバゲットの残りを二つに割り、即席のサンドイッチにしてかじる。これまたウマし!。

と気づけばすでに買い食い3連荘。これで前菜は終わりとして、昼食にガレット(蕎麦粉のクレープ)屋に向かう。

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古びたお店のなかは客でごった返している。ガレット屋の多いとされるモンパルナスでもここは老舗とされているが、数件隔てたところにここから独立したお店がもう一軒あり、そちらも人気店となっている。本家、元祖というかんじなのか?よくある確執とかあるんだろうか、といろいろ想像してしまうがそこまで深い事情は聞けなかったのが残念。実はこの、もう一軒の店は、7年前にバックパックでパリを歩いた際に立ち寄った懐かしいお店であった。なんか見覚えがあると思ったよ。

さて、初日からこの勢いですでに爆食全開だが、明日はTGVでリヨンに向かって出発する。パリの味、しばしのおわかれである。

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